絵本
その文字の少なさは
想像力を呼び覚まし
丁寧に描かれた場面は
いつまでも記憶に宿り
紙をめくる時間は
感じる力を取り戻す
絵をゆっくりと眺め
ことばを辿るうち
わたしたちは
大切なことを思い出す
絵本は扉
外側とつながり
内側とつながる
静かな扉
ちいさなことば
ちいさな時間
たいせつなことはいつも
ちいさいなかに
god is the details.
絵本講座
絵本講座「親子で楽しむ絵本術講座」は「赤ちゃん学」の学びをベースに、絵本を積極的に取り入れた育児経験と読み聞かせ現場のなかで構築したオリジナルの実践型ミニ絵本講座です。
絵本の読み聞かせを交えながらさせていただく講話スタイルは楽しくわかりやすいとのお声を多数いただいております。絵本は子どもたちの生きる力を育みます。絵本の大切さ、読み方や選び方、遊び方のポイントやコツを知ってもっと絵本を楽しんでみましょう。
絵本読みの基本的な知識や技術、技能をお伝えする絵本講座はこちらを。経験者のみなさまのスキルアップや教育に関する最新情報、知識のアップデートに。研修会、講座、講義などにもご活用ください。
赤ちゃん絵本講座のきっかけ
読み聞かせの現場ではいつもたくさんの学び、気づき、共感があります。絵本を通しての対話、会話、心の交流は、私にとって今も大切な学びの場です。みなさんとより一緒に楽しむためには何が必要か、絵本の楽しみをお伝えするのにどうすればよいかをいつも考えています。
とくに0歳児赤ちゃん向けの読み聞かせでは、対象となる赤ちゃんのことをもっと理解したいと思っていました。これまでの読み聞かせ現場で学んだこと感じたことを、近年注目されている「赤ちゃん学」の視点から捉えたらどうなるのだろう?と、独学で学習を重ねました。すると成長する赤ちゃんにあわせた絵本の楽しみ方があることを知ったのです。
このことを毎日赤ちゃんと過ごされるおうちのみなさま、保育関係者のみなさま、子どもに関わる皆様方へお伝えしたい!そう思ったのが赤ちゃん絵本講座の始まりです。
「絵本セラピー®」
「絵本セラピー®とは」
自己認識、自己理解を深めることのできる大人のための気づきのワークショップのこと。絵本の力により私たちの持つマインドセット*が自然と表に表れてくることを受け、2007年、絵本セラピスト協会代表の岡田達信氏により考案されました。
絵本を通じて発生する思考や感情を言語化することにより自分のマインドセットを客観視することができ、それらを複数人でシェアすることによりさまざまな価値観や気づきが訪れます。このシェアリングではおのずとコミュニケーションが円滑になり多様性を知り相互理解を深めることができます。
絵本は子どもから大人まで親しめる書物であることから、絵本をツールとしたこのワークショップは教育施設や学校、企業社員研修など幅広い年齢のみなさまに体験していただけるものとなっています。
絵本セラピーはパブリック的場面のみならず、プログラム内容によってはより深い気づきや理解を呼び覚ますことのできるグループセラピーにもなります。その時々でさまざまなプログラムをお楽しみいただけたらさいわいです。
「絵本セラピー®」は
絵本セラピスト協会の登録商標です
*生まれ育った環境や過去の経験
教育内容や先天的な性質などによって
形成される無意識の思考パターンのこと
セラピーワークショップ
こちらは自己肯定感を高め育むことを目的としたワークショップ。絵本を通して「いいところ」「できるようになったこと」を楽しみながら見つけるセラピーです。長所もあれば短所もあるのが人間ですがそれぞれの「いいところ」にフォーカスし互いに見つけあうことはその集団の心理的安全を高めることもつながります。他者から「自分のいいところ」を受け取ることは子ども大人ももうれしいもの。保育園や学校親子行事のほか、企業研修としてもご好評をいただいているワークショップです。
自己肯定感を育む
自己肯定感とは「自己を肯定する感覚」「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚のこと。残念ながら日本の子どもたちは世界各国の子どもたちと比べ自己肯定感が低いといわれています。「自分のことは好きじゃない」「自分は大切な存在じゃない」、私たちの周りにいる子どもたちがそんなふうに自分のことを感じているとしたらとても悲しいことですが、子ども社会は大人社会の合わせ鏡であることから、日本の子どもたちの自己肯定の低さはそのまま私たち大人の自己肯定の低さを表しているといえます。
自己肯定感を高めるうえで大切なことは「(ダメな自分も含め)ありのままの自分を認めること」といわれています。私たちが自己肯定感をもつ、その土台となるのは、他者によりありのままの自分を認められるという体験です。できるようになったことやそのがんばりの過程、成長をあらためて見つめ、それを言葉にしていくこと。その積み重ねが私たちの自己肯定感情を育んでいくのです。
アートワークショップ
こちらは感性と想像力を育むアートあそびのワークショップ。取り組む意欲や完成の喜びをもたらしてくれる創作活動は子どもから高齢者まで無理なく楽しむことができるため、教育機関や医療機関のほかさまざまな施設などで積極的に導入されています。考えながら手を動かすことは脳を活性化させ、集中力や注意力向上や情緒安定の効果なども指摘され認知症予防にも役立つともいわれます。おひとりおひとりのペースを大切にゆったりとした創作では無理のない範囲内で取り組んでいただけるよう画材なども配慮させていただきます。
アートセラピー
アートセラピーは作業やワークを通しながら今の自分を認識していく心理療法です。表現活動による右脳ワークを繰り返すことで潜在意識から無意識に上がってくる感情が思わぬ形で表現されること、ワークに没入することで思考がストップし瞑想状態になれることが特徴です。達成感、気づき、解放、デトックス、リセット、リフレッシュなどさまざまな気持ちを複合的に味わうことができます。溢れかえる情報に溺れがちな日々のなか、ゆるくゆるくやわらかく、肩の力を抜いた表現の時間は「じぶん再生」のひとときとなります。